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シーラーを塗った後に雨が降っても大丈夫?塗りなおしって必要?

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シーラーを塗った後に雨が降っても大丈夫?
塗りなおしって必要?

シーラーを塗った後に雨が降っても大丈夫?塗りなおしって必要?

2024/04/30

こんにちは!外壁塗装専門店シンプルプランです。

外壁塗装や屋根塗装をする際には「雨は大敵」であることをご存じの方も多いかと思います。その通り、塗料は液体のため同じ液体である雨には弱く、施工不良の原因にもなってしまいます。

上塗りをする際の雨は気を付けないといけないと思うけど、では下塗りであるシーラーを塗る際の雨って一体どうなんだろう?と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れません。

またシーラーを塗った後に雨が降ってきた場合には施工について不安になってしまう事もあるでしょう。

本日はそんな方たちに向けてシーラーを塗った後の降雨についてお話させて頂きます。

目次

    シーラーを塗った後に雨が降っても大丈夫

    シーラーを塗った後に雨が降った場合、シーラーが既に乾いていれば問題ありません。具体的にはシーラーを塗ってから3時間以上経ってから降った雨については問題ないと言えます。ただし雨が降ることでシーラーの上にゴミやほこりなどがついてしまった場合にはそのまま上塗り塗装をしてしまうとゴミやほこりを塗料で巻き込んでしまい施工不良に繋がります。そのためシーラーを塗った後に雨が降った場合には表面に付着物が無いかどうかを確認し、ゴミやほこりがついていた場合には上塗りをする前に拭き取ってから行います。また汚れがひどい場合には綺麗にした後に再度シーラーを塗りなおします。

    また、シーラーを塗った後、乾く前に雨が降った場合にはシーラーが雨で流されてしまいますので雨があがって表面が乾燥したのを確認したのちに再度シーラーを塗装し直します。

    シーラーは屋根塗装をする際に重要な下地処理のうちの一つですので、シーラーを塗った後に雨が降った場合には雨による影響を受けていないか慎重に確認し、上塗り塗装を行います。

    雨の直後のシーラーは?

    雨が降った直後のシーラー塗装は塗装面が乾いていれば施工可能です。シーラーには水性と油性があり、下地の状態や上塗り塗料によって使い分けます。特に水性のシーラーでは塗装面が雨で塗れていると上手く塗装することができませんので、雨の直後にシーラーを塗布する場合には塗装面がしっかりと乾いている事を確認する必要があります。

    雨によるリスク

    シーラーの塗装に限らず、屋根塗装や外壁塗装において雨が降る事は大きなリスクが伴います。雨が降ってしまう事によって塗装にどんなリスクが発生するのかお話させて頂きます。

    ・塗料が流れる

    シーラーなどの水性の塗料を塗った後、乾燥する前に雨が降った場合には塗った後に乾いていない塗料が流れてしまいます。雨に当たった箇所の塗料が流れ落ちて均一な塗膜が形成されなくなってしまいます。

    ・塗料に雨が入る

    シーラーや上塗り用の塗料に雨が混ざってしまい希釈率が変わってしまうリスクがあります。雨が混ざることで塗料が薄くなってしまい定着力の低下などを起こす可能性があります。

    ・乾燥しにくくなる

    シーラーや上塗り塗料を塗った後に雨が降ると湿度が上がるため、上塗り塗料やシーラーが濡れないよう養生が出来ていたとしても塗料が乾燥するまでに時間がかかるようになってしまいます。あまりにも湿度が高い場合には乾燥不良を起こしてしまい、施工不良がおきてしまう可能性が上がります。

    そもそもシーラーの役割とは

    屋根塗装におけるシーラーの役割としては以下のようなものがあります。

    ・塗料の密着性向上

    屋根塗装におけるシーラーの大きな役割の一つとしては屋根材と上塗り塗料の密着性を向上させることです。屋根材に直接上塗り塗料を塗っても塗料がしっかりと密着しないため、上塗り塗料を塗る前にシーラーを塗って上塗り塗料の密着力を上げる必要があります。

    ・塗料の吸い込み防止

    屋根材はそのまま塗料を塗ると劣化状態によってまだらに塗料を吸い込んでしまい屋根材の表面に上手く塗膜が形成されません。そのためあらかじめシーラーを塗り、上塗り塗料が屋根材に過度に吸い込まれてしまう事を防ぎます。屋根材の劣化状態によってはシーラーを複数回塗る事もあります。

    ・下地の補強

    シーラーを塗ると屋根材にシーラーが染み込んでいくため、下地の補強にも繋がります。屋根材の種類や劣化状況、また上塗り塗料によって最適なシーラーを選択して塗装します。

    まとめ

    シーラーを塗った後の雨はシーラーを塗った後3時間ほど経っていてシーラーが乾燥していれば問題ありません。水性のシーラーであっても乾燥していればしっかりと塗膜が形成されている状態のため、雨に打たれても流れてしまう心配はありません。しかし塗った直後まだ乾燥していない状態で雨に打たれてしまうと流れてしまうため、再度塗装し直す必要があります。また雨が降った後に表面にゴミやほこりなどがついてしまった場合には中塗り・上塗りをする前に表面を綺麗にしてから塗装する必要があります。屋根塗装をする場合にはシーラーに限らず乾燥がとても重要なため、雨が降る日の塗装は施工に問題が出ないかどうか慎重に検討して行います。

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